絶対騙される オススメどんでん返し小説ランキング ベスト10

どんでん返しのあるストーリーは、「うわ、騙された」という衝撃と「ああ、なるほどね」という伏線が回収される爽快感がありますよね。何度も読み返したくなるような作品ばかりです。ということで、数多くある作品の中から10作品厳選してみました。それでは、絶対騙されるどんでん返し小説、お楽しみください!

1位 イニシエーション・ラヴ


著者 :乾くるみ
出版社:原書房

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

舞台は80年代の静岡県。青春ストーリーかと思いきや、最後の一行で物語がすべてひっくり返ります。即もう一度読み返したくなります。

2位 殺戮にいたる病


著者 :我孫子武丸
出版社:講談社文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

タイトルと表紙の通り、とてもヘビーな作品です。途中で読むのをためらうくらいグロい描写もあります。しかし、叙述トリックが優秀で100%騙されます。

3位 十角館の殺人


著者 : 綾辻 行人
出版社:講談社

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

叙述トリックの代名詞的な作品です。たった一行で物語の全貌が変わってしまいます。まさかの展開にアッと驚くことでしょう。

4位 葉桜の季節に君を思うということ


著者 :歌野晶午
出版社:文藝春秋

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

ハードボイルドものの探偵小説かと思いきや、アッと驚く展開に。読み終わった後にタイトルの意味がすっと入ってきます。

5位 マリオネットの罠


著者 :赤川次郎
出版社:文春文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

こちらも叙述トリックの王道作品です。1977年の作品ですが、当時の時代背を考えるとありそうな話ですが、終盤で見事にどんでん返されます。

6位 ハサミ男


著者 :殊能将之
出版社:講談社文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

ハサミを使った連続殺人鬼、通称ハサミ男が主役のストーリーと思いきや、この作品も終盤アッと驚くどんでん返しが。映像化は難しいといわれながらも、映画化されています。

7位 ロートレック荘事件


著者 :筒井康隆
出版社:新潮文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

筒井康隆の渾身の叙述トリックどんでん返し小説。この作品もアッと驚かされますが、最後に丁寧な伏線の解説がついています。

8位 仮面山荘殺人事件


著者 : 東野 圭吾
出版社:講談社文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

東野圭吾の有名などんでん返し作品。どんでん返しと知っていたら最後のオチは読めますが、予備知識なしで読むと見事にひっくり返されます。

9位 星降り山荘の殺人


著者 :倉知淳
出版社:講談社文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

クローズドサークルのどんでん返し作品ですが、各章の冒頭に作者からヒントが出されます。しかしながら見事にはまってしまう作品です。

10位 パレード


著者 :吉田修一
出版社:幻冬舎文庫

ストーリー   : ★★★★☆
どんでん返し度 : ★★★★★

ルームシェアをして暮らしている男女5人の物語。青春物のストーリーではなく、それぞれの闇の部分を描いたストーリー。最後のどんでん返しにより、人間関係の在り方について深く考えさせられる作品です。

まとめ

いかがだったでしょうか。個人的などんでん返し小説ベスト10を挙げてみました。どの作品も二度三度、繰り返し見ることで味わいが出てくる作品だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました