どんでん返しのあるストーリーは、「うわ、騙された」という衝撃と「ああ、なるほどね」という伏線が回収される爽快感がありますよね。何度も読み返したくなるような作品ばかりです。ということで、数多くある作品の中から10作品厳選してみました。それでは、絶対騙されるどんでん返し小説、お楽しみください!
1位 イニシエーション・ラヴ
舞台は80年代の静岡県。青春ストーリーかと思いきや、最後の一行で物語がすべてひっくり返ります。即もう一度読み返したくなります。
2位 殺戮にいたる病
タイトルと表紙の通り、とてもヘビーな作品です。途中で読むのをためらうくらいグロい描写もあります。しかし、叙述トリックが優秀で100%騙されます。
3位 十角館の殺人
叙述トリックの代名詞的な作品です。たった一行で物語の全貌が変わってしまいます。まさかの展開にアッと驚くことでしょう。
4位 葉桜の季節に君を思うということ
ハードボイルドものの探偵小説かと思いきや、アッと驚く展開に。読み終わった後にタイトルの意味がすっと入ってきます。
5位 マリオネットの罠
こちらも叙述トリックの王道作品です。1977年の作品ですが、当時の時代背を考えるとありそうな話ですが、終盤で見事にどんでん返されます。
6位 ハサミ男
ハサミを使った連続殺人鬼、通称ハサミ男が主役のストーリーと思いきや、この作品も終盤アッと驚くどんでん返しが。映像化は難しいといわれながらも、映画化されています。
7位 ロートレック荘事件
筒井康隆の渾身の叙述トリックどんでん返し小説。この作品もアッと驚かされますが、最後に丁寧な伏線の解説がついています。
8位 仮面山荘殺人事件
東野圭吾の有名などんでん返し作品。どんでん返しと知っていたら最後のオチは読めますが、予備知識なしで読むと見事にひっくり返されます。
9位 星降り山荘の殺人
クローズドサークルのどんでん返し作品ですが、各章の冒頭に作者からヒントが出されます。しかしながら見事にはまってしまう作品です。
10位 パレード
ルームシェアをして暮らしている男女5人の物語。青春物のストーリーではなく、それぞれの闇の部分を描いたストーリー。最後のどんでん返しにより、人間関係の在り方について深く考えさせられる作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的などんでん返し小説ベスト10を挙げてみました。どの作品も二度三度、繰り返し見ることで味わいが出てくる作品だと思います。
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