作家乾くるみさんは静岡県出身のミステリー作家です。メフィスト賞をはじめ数々の賞を受賞しています。短編物が結構多く、読みやすいうえに、イニシエーションラブやリピート等有名作品は次々とメディア化されています。何度も読み返したくなるような作品ばかりです。ということで、数多くある作品の中から10作品厳選してみました。それでは、乾くるみ作品、お楽しみください!
1位 イニシエーション・ラブ
出版社 :文春文庫
ページ数:272P
ストーリー : ★★★★★
オススメ度 : ★★★★★
静岡を舞台にしたひと昔前のラブストーリーかと思いきや、驚くべき衝撃の事実が隠された作品です。乾くるみさんの代表作で、映像不可能といわれた作品ですが、映画化されています。
2位 セカンド・ラブ
出版社 :文春文庫
ページ数:304P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★★★
こちらの作品も最後に衝撃が待っています。まさかの展開に賛否両論はあると思いますが、読み終わった後すぐにもう一度読み返したくなる作品です。
3位 スリープ
出版社 :ハルキ文庫
ページ数:366P
ストーリー : ★★★★★
オススメ度 : ★★★★☆
SF物のストーリーですが、今作もどんでん返しが仕込まれています。タイトルのスリープというのは冷凍催眠装置のことですが、それだけでは終わりません。意外な展開に切なくなります。
4位 リピート
出版社 :文春文庫
ページ数:528P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★★☆
こちらもタイムリープが中心のSFものです。後半は緊迫する展開もあり、やはりどんでん返しが。読み応えのある作品です。
5位 六つの手掛かり
出版社 :双葉文庫
ページ数:297P
ストーリー : ★★★★★
オススメ度 : ★★★★★
表紙の通り見た目がチャップリンに似た林茶父の物語です。短編集で、6編から成っているのですが、どれも面白いうえに最後はやられます。
6位 カラット探偵事務所の事件簿
出版社 :PHP文芸文庫
ページ数:360P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★★☆
事件をカラッと解決する、謎解き専門のカラット探偵事務所のストーリー。シリーズものになっていて3巻まで出ています。
7位 塔の断章
出版社 :講談社文庫
ページ数:280P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★☆☆
とある塔で起きた事件に関しての断章で、時系列が複雑なミステリーです。叙述トリックを見破る予定がミスリードにハマってしまうことでしょう。
8位 Jの神話
出版社 :文春文庫
ページ数:478P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★★☆
とある女子高が舞台のサスペンスストーリーです。乾くるみのデビュー作で、メフィスト賞を受賞しています。結構重いストーリーです。
9位 セブン
出版社 :ハルキ文庫
ページ数:295P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★☆☆
7をテーマにした7つのストーリーの短編集です。どれも面白く、一気に読めちゃいます。
10位 嫉妬事件
出版社 :文春文庫
ページ数:221P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★☆☆
大学のミス研が舞台のストーリー。賛否両論大きく分かれる話だと思います。タイトルにそういう風につながるんだと納得のいく作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的な乾くるみ小説ベスト10を挙げてみました。どの作品も二度三度、繰り返し見ることで味わいが出てくる作品だと思います。
コメント