ヒューマンドラマ映画には、人の心を震わせる力があります。ストーリーの美しさだったり、登場人物への感情移入だったり、達成感だったりと理由は人それぞれですが、心が震えた後、なんとも言えない感情に包まれることでしょう。おそらく自然と涙があふれることと思います。ということで、数多くある作品の中から10作品厳選してみました。それでは、邦画の絶対泣けるヒューマンドラマ映画、お楽しみください!
1位 そして父になる(2013)
監督:是枝裕和
主演:福山雅治
尾野真千子
ストーリー: ★★★★★
泣ける度 : ★★★★★
子どもを取り違えられたが、環境が大事か、血統が大事か、という考えさせられるストーリー。現在ではそうはない設定ですが、ひと昔前には多大にありえた話です。テーマが深すぎて、子を持つ親としては、深く考えさせられます。正解はないのだろうけど。
2位 学校Ⅱ(1996)
監督:山田洋次
主演:西田敏行
吉岡秀隆
ストーリー: ★★★★★
泣ける度 : ★★★★☆
養護学校、今で言う特別支援学校が舞台になっている、生徒と教師を描いた作品。学校シリーズは3まであるけど今作が一番感動しました。
3位 湯を沸かすほどの熱い愛(2016)
監督:中野量太
主演:宮沢りえ
杉咲花
ストーリー: ★★★★★
泣ける度 : ★★★★☆
余命宣告された銭湯を営む女将の愛情あふれるストーリー。テーマは家族愛で、とことん泣けるストーリーです。銭湯が舞台になっている理由も最後に分かりました。
4位 おくりびと(2008)
監督:滝田洋二郎
主演:山崎努
本木雅弘
ストーリー: ★★★★★
泣ける度 : ★★★☆☆
アカデミー賞の外国語映画を日本で初めて受賞した作品です。おくりびとという職業に焦点を当てた異色の作品です。独特の世界観で見入ってしまうことでしょう。
5位 万引き家族(2018)
監督:是枝裕和
主演:リリー・フランキー
安藤サクラ
ストーリー: ★★★★★
泣ける度 : ★★★☆☆
ある下町家族の絆を描いた作品。絆とは、家族愛とは、血のつながりでは語れない愛情あふれる作品です。
6位 ナミヤ雑貨店の奇跡(2017)
監督:廣木隆一
原作:東野圭吾
主演:山田涼介
西田敏行
ストーリー: ★★★★☆
泣ける度 : ★★★☆☆
ナミヤ雑貨店における小さな奇跡な話。時間を飛び越えるというファンタジー要素強目な作品ですが、そこにはつながりがあり、人生の象徴的な考えさせられる作品です。翌年香港でリメイクされて、ジャッキー・チェンが出演しています。
7位 最高の人生の見つけ方(2019)
監督:犬童一心
主演:吉永小百合
天海祐希
ストーリー: ★★★★☆
泣ける度 : ★★★☆☆
ハリウッド映画のリメイク版。余命宣告をされた女性の、死ぬまでにやりたいリストをかなえていくストーリー。死の間際だからこそ、人とのつながりの大事さに改めて気づく物語です。吉永小百合はやはり最高ですね。
8位 八日目の蝉(2011)
監督:成島出
原作:角田光代
主演:井上真央
永作博美
ストーリー: ★★★★☆
泣ける度 : ★★★☆☆
親子とはなにか、愛情とは何かを思いしる作品です。サスペンスチックなストーリー展開ですが、テーマは親子愛です。号泣します。
9位 ALWAYS(2005)
監督:山崎貴
原作:西岸良平
主演:吉岡秀隆
堤真一
ストーリー: ★★★★☆
泣ける度 : ★★★☆☆
ひと昔前の東京下町を舞台に人間模様を描いた作品。日本アカデミー賞最多12部門を受賞した作品。文明の利器がそろった現在よりもこのころの日本てよかったんだなあと感じられる作品です。
10位 アイネクライネナハトムジーク(2019)
監督:今泉力哉
原作:伊坂幸太郎
主演:三浦春馬
田部未華子
ストーリー: ★★★☆☆
泣ける度 : ★★★★☆
どこにでもあるような小さな奇跡と小さな絆のストーリー。伊坂幸太郎の短編小説に斉藤和義が曲をつけたベリーベリーストロングという曲を映画化した話。日常の一コマ一コマが本当に大事に思えてくる作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的な邦画のヒューマンドラマ映画ベスト10を挙げてみました。どの作品も二度三度、繰り返し見ることで味わいが出てくる作品だと思います。またほかのジャンルの邦画のおすすめも紹介していきたいと思っています。
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