作家湊かなえさんは広島県出身のミステリー作家です。作家から脚本家までこなすマルチな才能の持ち主です。特筆すべきは、アニメルパン三世の脚本も手掛けているところです。小説としてはイヤミスの女王として有名でどろどろとした展開で人を惹きつけます。ということで、数多くある作品の中から10作品厳選してみました。それでは、湊かなえ作品、お楽しみください!
1位 告白
出版社 :双葉文庫
ページ数:317P
ストーリー : ★★★★★
オススメ度 : ★★★★★
湊かなえさんのデビュー作です。各章ごと語り部が違い、最終章で集約される流れのストーリー展開です。松たか子さん主演で映画化されています。
2位 リバース
出版社 :講談社文庫
ページ数:338P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★★★
3年前に事故死した一人の友人の死が引き金になり、主人公周辺に不穏な空気が漂っていくというストーリーです。最後には驚きの展開が待っています。藤原竜也さん主演でドラマ化されています。
3位 白ゆき姫殺人事件
出版社 :集英社文庫
ページ数:312P
ストーリー : ★★★★★
オススメ度 : ★★★★☆
フリーの記者がある女性の死について取材をしていくストーリーです。こちらも最後に驚きの展開が。綾野剛さん主演で映画化されています。
4位 ブロードキャスト
出版社 :角川文庫
ページ数:321P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★★☆
湊かなえさんにしては珍しい学園青春ものです。最後には驚きの展開が待っていますが、高校生活を思い出させてくれる作品です。
5位 少女
出版社 :双葉文庫
ページ数:323P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★★☆
生と死についての深いテーマですが女子高校生がメインで書かれています。遺書が提示され、誰の遺書下記になるような展開で話が進んでいきます。
6位 Nのために
出版社 :双葉文庫
ページ数:325P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★★☆
タイトルにもあるように、Nが誰かというのがキーポイントです。ある夫婦の殺害をめぐって、それぞれの登場人物の視点から描かれていて興味を惹かれる作品となっています。
7位 高校入試
出版社 :角川文庫
ページ数:427P
ストーリー : ★★★★☆
オススメ度 : ★★★☆☆
高校入試をめぐってのトラブルを、様々な登場人物の視点から描いた作品です。登場人物が多すぎて整理するのに難航しますが、ドラマ化もされています。
8位 贖罪
出版社 :双葉文庫
ページ数:316P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★★☆
同級生の少女が殺され、現場に居合わせた少女たちに贖罪を求めるところからストーリーが始まります。最後には驚きの展開が待ってますが、なんともやるせない、イヤミスの女王といった感じの作品です。
9位 母性
出版社 :新潮文庫
ページ数:368P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★☆☆
とある家庭の親子三代にわたる、母と娘の話、と思いきや最後に驚きの展開に。母性とは何なのか考えさせられる作品です。
10位 ユートピア
出版社 :集英社文庫
ページ数:360P
ストーリー : ★★★☆☆
オススメ度 : ★★★☆☆
ユートピアとは何なのか、ある町の3人の視点から描かれたストーリーです。驚きの展開はあるものの、どろどろとした人間関係の、イヤミスの女王らしい作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的な湊かなえ小説ベスト10を挙げてみました。どの作品も二度三度、繰り返し見ることで味わいが出てくる作品だと思います。
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